食後に歯みがきをするメリットについて知ろう

こんにちは。君津ピースデンタルクリニックです。
1月10日は「まいどおおきに食堂の日」です。
この記念日は、大阪市の株式会社フジオフードシステムが運営する「まいどおおきに食堂」の存在と、お店が大切にしている感謝の言葉「まいどおおきに」を世界中に広めることを目的として制定されました。日付は、「ま(0)い(1)ど(10)」という語呂合わせにちなんで制定されています。
今回は、食べることにちなんで、食後の歯みがきの大切さについてお話しします。
食後に歯みがきをするメリット
食後すぐに歯をみがくことで得られるメリットには、大きく2つあります。
歯垢を防いでむし歯を予防する
食後に歯をみがくと、むし歯の原因となる歯垢(しこう)がたまるのを防ぐことができます。歯垢は、歯の表面に残った糖質やたんぱく質と細菌が合体してできたものです。食べかすや細菌は、普段は唾液によって程度洗い流されますが、唾液の量が少ない場合には歯垢がたまりやすくなります。そのため、歯みがきでしっかり汚れを落とすことが大切です。
酸から歯を守る中和作用がある
むし歯は、お口の中にいるむし歯菌が、食事に含まれる糖分をエネルギーにして酸をつくり、その酸が歯の表面のエナメル質を溶かしてしまうことで発生します。食後のお口の中は酸性に傾いていますが、歯みがきをすることで中性に戻す手助けができます。
食後に歯みがきをしないと高まるリスク
食後に歯みがきをしないままでいると、次のようなリスクが高まります。
むし歯になりやすくなる
食後の歯みがきをしないと、お口の中に食べかすが残り、歯垢がたまってしまいます。特に、糖分を含んだ食べかすがあると、細菌が増えやすくなります。
この状態が続くと、むし歯になりやすくなってしまうため、毎食後にきちんと歯みがきをして、お口の中を清潔に保つことが大切です。
歯周病が進みやすくなる
そのまま放置された歯垢は、時間とともにたまっていきます。歯垢に含まれる細菌は、歯ぐきに炎症や腫れ、出血などの症状を引き起こす歯周病の原因にもなります。
理想的には毎食後に歯みがきをするのがよいですが、仕事や外出で難しいときは、朝と夜の歯みがきを丁寧に行うよう心掛けましょう。
食後すぐに歯みがきをしないほうがよい場合
食後すぐに歯みがきをすることには多くのメリットがありますが、食後30分ほど時間を空けてから歯をみがいたほうがよい場合もあります。
例えば、柑橘類や炭酸飲料など酸っぱいものを食べたり飲んだりしたときには、歯のエナメル質が酸によって一時的にやわらかくなっています。このようなときにすぐ歯みがきをすると、エナメル質が傷付きやすくなり、「酸蝕症(さんしょくしょう)」という症状につながることもあります。
そのため、酸性の飲食物を摂ったあとは、30分ほど時間をおいてから歯みがきをしましょう。
酸性の飲食物には、以下のようなものがあります。
- 飲みもの:果汁飲料、スポーツドリンク、ビール
- 食べもの:酢漬けの野菜や魚、マヨネーズ、ヨーグルト
これらを摂取したときは、エナメル質が一時的に弱くなっています。すぐに歯をみがくと、歯の表面を傷付けてしまい、むし歯のリスクが高まるので注意が必要です。
まとめ
むし歯を予防するために、歯みがきやフロスによるセルフケアを丁寧に行うことが大切です。セルフケアだけでなく、お口のトラブルを早期発見・早期治療につなげるために、定期的に歯科医院で検診を受けることも重要です。
お口のケアについて気になることや不安などがあれば、お気軽にご相談ください。

