「湖池屋ポテトチップスの日」に考える、歯を守るおやつの選び方

ポテトチップス

こんにちは。君津ピースデンタルクリニックです。

8月23日は「湖池屋ポテトチップスの日」です。
1962年のこの日、株式会社湖池屋が日本人の味覚に合ったオリジナルポテトチップス「湖池屋ポテトチップスのり塩」を発売したことにちなんで制定されました。
ポテトチップスをはじめ、おやつは気分転換や息抜きの時間に欠かせない存在です。一方で、おやつの選び方や食べ方によっては、むし歯のリスクを高めてしまうこともあります。
今回は、歯を守るためのおやつ選びと食べ方のコツをお話しします。

むし歯リスクが高いおやつとは?

砂糖が多く含まれるクッキーやケーキなどの甘い菓子は、むし歯菌の酸の産生を促進し、歯の表面が溶けやすくなります。酸性度が高い果物やジュースなども、歯の表面が溶けやすくなるため注意が必要です。その結果、むし歯のリスクが高まります。
また、粘着性が高く歯に付きやすいチョコレートやキャラメル、お口の中に長くとどまるキャンディー類も、糖と酸が歯に触れる時間が長くなるため、むし歯のリスクを高まります。

スナック菓子はむし歯になりにくいって本当?

ポテトチップスなどのスナック菓子は、ジャガイモなどの野菜を揚げてつくられています。そのため水分が少なく、サクサクとした軽い食感が特徴です。
また、スナック菓子は糖分が控えめで粘着性のないものが多いため、細かく砕けた後は唾液と一緒に流れ落ち、歯面にほとんど残りません。
このような特徴から、甘い菓子よりもむし歯菌が酸を産生しづらく、歯垢の蓄積も少ないため、スナック菓子はむし歯になりにくいおやつといわれています。

スナック菓子を間食で楽しむときのポイント

スナック菓子は甘いおやつに比べてむし歯になりにくいものの、食べ方次第ではむし歯になるリスクが高まります。
以下の点に注意してスナック菓子を楽しみましょう。

飲み物選びを工夫して歯への負担を減らしましょう

スナック菓子は歯に残りにくいのが特徴ですが、塩分が多く含まれているため喉が渇きやすいです。
この際に、コーラやスポーツドリンクなどの糖分が多く、酸性度が高い飲料を一緒に摂ると、むし歯菌が活発になってエナメル質が溶けやすくなるため注意が必要です。
水や無糖茶などを選ぶと、お口の中を中性に保ちやすくなり、歯の表面が溶けるのを防ぎやすくなります。

食べる量と時間を決めて、だらだら食べを防ぐ

何かをしながら長時間食べ続けると、お口の中が酸性の状態になる時間が長くなり、むし歯のリスクが高まります。
そのため、最初に小皿へ一回分を取り分け、間食は1日1〜2回に抑えましょう。
食後は軽くうがいをして歯のすき間にたまった汚れを洗い流してから歯みがきをすると、食べかすが残るのを防ぎ、お口の中が酸性の状態になる時間を短くできます。

歯の健康を考えたおやつ選びのコツ

むし歯を防ぎながら間食を楽しむには、砂糖が控えめで、酸性度が低く、噛み応えのある食品を選ぶことが大切です。
たとえば、リンゴや梨などはシャキシャキとした食感で、自然と噛む回数が増えます。その結果、唾液の分泌を促し、お口の中を洗い流す自浄作用が高まります。
また、無糖ヨーグルトやチーズなどの乳製品は歯にやさしく、カルシウム補給にも効果的です。
さらに、アーモンドや小魚入りミックスナッツなどのナッツ類は、タンパク質が豊富で、歯に付きにくいうえ腹持ちが良く、よく噛むことで唾液の分泌を促せる間食として重宝します。

まとめ

おやつは日々の楽しみのひとつですが、砂糖を多く含むものや歯に付きやすいもの、お口の中に長く残りやすいものは、むし歯のリスクを高めやすいため注意が必要です。
一方で、スナック菓子は甘いお菓子に比べるとむし歯になりにくい傾向があります。ただし、間食として楽しむ際には、飲み物の選び方や食べる量、食べる時間を意識することが大切です。
当院では、歯の定期検診を行なっています。むし歯は初期段階では気付きにくいこともあるため、痛みが出る前の定期検診が大切です。おやつの食べ方やむし歯予防について気になることがあれば、お気軽にご相談ください。