こんにちは。君津ピースデンタルクリニックです。

7月3日はソフトクリームの日です。
1951年7月3日に東京・明治神宮外苑で開かれた米軍主催のカーニバルの模擬店で、日本で初めてコーンスタイルのソフトクリームが販売されました。
これを記念して、日本ソフトクリーム協議会が1990年に7月3日を「ソフトクリームの日」と制定しました。
今回は、アイスとむし歯の関係についてお話しします。

アイスはむし歯になりにくいおやつのひとつ

アイスには、糖分が含まれているものも多いため、むし歯になりやすい印象をお持ちの方もいるかもしれません。
しかし、アイスは意外にもむし歯になりにくいおやつといわれています。
アイスがむし歯になりにくい理由は、糖分は多く含まれているものの、口の中にとどまる時間が短いことにあります。
最初は固まった状態ですが、口に入れてすぐ溶けて液体状になるので、歯の表面に付いても、歯みがきや口をすすぐことで簡単に洗い流すことができます。

すべてのアイスがむし歯になりにくいわけではない

むし歯になりにくいとされるアイスですが、種類やフレーバーによってはむし歯になりやすいものもあるため、注意が必要です。
むし歯になりにくいアイスとしては、カップに入っているバニラアイスやアイスキャンディーなどプレーンタイプのアイスです。
クッキーやチョコチップ、キャラメルなどが入ったアイスや、コーンに盛られたアイスなどは、固形物が歯のすき間に詰まりやすいため、むし歯のリスクが高まります。
また固形物が入っていなくても、チューブに入っているアイスは溶け始めるまでに時間がかかるため、糖分が口の中にとどまる時間が長くなるためむし歯になりやすくなります。

むし歯になりやすいおやつ

むし歯のリスクを左右する大きな要因は「糖分の口の中にとどまる時間の長さ」であり、その時間が長いほど、むし歯菌が糖分をエサに酸を作り出しエナメル質を溶かしやすくします。
特にアメやガムなど、糖分が長く口の中に残るものや、ドーナツやクッキーなど、歯のすき間に詰まりやすいものはむし歯のリスクが高まります。

おやつを食べたあとのケアが大切

おやつを食べたあとは、すぐに歯みがきをするのが理想的です。
ただし、外出先で歯みがきがすぐにできないときは、以下のような工夫をしてみましょう。

  • 水やお茶で口をすすぐ
  • キシリトール入りのガムを噛む
  • 間食をだらだら続けない

口の中を清潔に保つことが、むし歯予防につながります。

まとめ

プレーンタイプのアイスはむし歯になりにくいおやつですが、食べ過ぎたり、だらだらと長時間食べ続けたりすると、むし歯のリスクが高まります。
おやつを食べた後は歯みがきをするなど、しっかりと口腔ケアを行うことが大切です。
当院では、歯みがき指導や歯科検診など、予防にも取り組んでいます。気になる方はお気軽にご来院ください。

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